《VINTAGEを超える完成度》40s US NAVY P-COAT

2024.01.09

ナイジェルケーボン  P-COAT

ブログをご覧の皆様、こんにちは。
Nigel Cabourn THE ARMY GYM FLAGSHIP STOREの今です。

今回はご存じの方も多い、Nigel Cabournの代表作をご紹介させていただきます。
P-COATというジャンルの中でも、業界内外から高い評価を得ている逸品。

ナイジェルケーボン  P-COAT

40s USネイビーPコート / 40s US NAVY P-COAT
Item No. 80470000050
Colour : Dark Navy
Size : 46 / 48 / 50 / 52 / 54 / 56

MAIN LINEを代表するアウター"40s US NAVY P-COAT"
恐らく、ここからNigel Cabournを買い始めた方も多いのではないでしょうか。

何故ここまでNigel CabournのP-COATは支持を得ているのか。
3つの理由とともにご説明させていただきます。

①生地への拘り

ナイジェルケーボン  P-COAT

P-COATを製作する上で多くのブランドが、縮絨加工を施したメルトンウールを採用しています。

縮絨加工とは、ウールに圧力をかけ繊維を結合させ、ウールに厚みと保温性を持たせる加工になりますが、"圧力による生地へのダメージが生じる"といったデメリットも存在します。このダメージを計算して生産される製品も存在しますが、世間一般的に流通しているP-COATは例外なことが多いです。

本製品はそんなデメリットを解消するために、縮絨加工を行わずウールを"超高密度に織りあげる"ことにより、高い耐久性を付与させています。お客様の中には10年着続けている方なんかもいらっしゃいましたね、それくらいです。

しかし、この方法だとどうしても縮絨加工に比べて保温性が劣ってしまいます。
そこで、本製品はウールと裏地の間に極薄の中綿を入れて、この問題を解決しました。

ナイジェルケーボン  P-COAT

また、英国ブランドということで裏地には英国発祥の迷彩であるブラッシュストロークカモのコットンライニングを採用。

この生地は顔料染めによって迷彩を表現しているため、着用の擦れによって表面の顔料からフェードしていき、より迷彩の柄がはっきりとしていきます。個人的には"裏地の経年変化を楽しむ"という発想が面白いなと思いましたね。
考えてみれば、一番摩擦の生じる部分ですので非常に理に叶っている生地配置かと。

耐久性に優れた超高密度ウールと経年変化を楽しめるライニング。
この時点で、本製品が優れていることが分かりますね。

 

②妥協のない細部のディテールとパーツ

ナイジェルケーボン  P-COAT

ナイジェルケーボン  P-COAT

ナイジェルケーボン  P-COAT

ナイジェルケーボン  P-COAT

ナイジェルケーボン  P-COAT

P-COATは英国海軍が着用していた、艦上用の軍服が発祥になります。
艦上は冷えた空気と海風が吹く過酷な環境下にあります。

この環境を耐え抜くために、P-COATは首を覆うチンストラップや左右から吹く海風に対応できる前立ての仕様、手の暖を確保するハンドウォームポケットが配されていました。

勿論、本製品もそれらは反映させていますが、それだけでは終わりません。
ヴィンテージにはなかった、袖口のリブのデザインを配しております。
これが本当に優秀で、袖丈が多少長くても調整が可能なことと風の侵入を防ぐ役割を担っております。
当時は何故リブを配さなかったのか不思議に思うほどデザインとしての相性も良いですね。

ナイジェルケーボン

ナイジェルケーボン  P-COAT

ナイジェルケーボン

本製品は負荷がかかる襟裏、袖口、ポケット口にレザーの補強を施しております。
これが多くの人を魅了する本製品の仕様かもしれません。単純にかっこいいですからね。

使用されているレザーも只者ではありません。
「芯通し」というレザーの中心部までタンニンを浸透させる技法で仕上げています。こうすることで、ボディのDark Navyと相性の良い、完全に染まり切ったブラックレザーを体現したわけです。

ナイジェルケーボン  P-COAT

そしてP-COATの肝であるアンカーボタン。
一般的なP-COATはここが安っぽく、購入を断念された方も少なくないはずです。

本製品の場合は、ムラ感のあるメタルアンカーボタンを採用。
さりげないNCロゴと、ヴィンテージを感じる風合いは非の打ちどころがないかと。

また、軽量化と重さによるボタンの外れ・落下を防ぐためにボタンの裏側は削っています。
ここまで妥協をしないモノ作りをするブランドは中々ありませんよね、日本製であるからこそ成し得た繊細さです。

 

③時代感に合わせたシルエット

ナイジェルケーボン  P-COAT

ナイジェルケーボン  P-COAT

身長 : 187cm / 着用サイズ : 52

Nigel CabournのP-COATは3年ほど前にブラッシュアップされております。
その際に一番大きく変わった仕様は"サイズ感"。

当時のP-COTAを着用した海兵の写真を見ていただけると分かりやすいのですが、全員がジャストサイズで着用しています。その理由としては、服と身体の間の隙間を無くし風の侵入を防ぐため。

ブラッシュアップ前は上記の時代背景を汲み取り、タイトなサイズ感となっておりましたが、3年ほど前からは身幅や肩周りに余裕を持たせた作りに変更させました。
こちらの方が着用時のストレスが少なく、シルエットも時代感に合っていますよね。

正直なところ、世に流通しているP-COATにの中でもこれが"完成形"と言っても過言ではないです。

これから本格的な寒さを迎える1月2月。
アウターを探している方も多いかと思いますので、是非Nigel CabournのP-COATをご検討くださいませ。

皆様のご来店とお問い合わせをお待ちしております。

 

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